池本喜巳個展「記憶のとびら」のお知らせ
この度、弊社で写真集を刊行しております、池本喜巳が入江泰吉記念奈良市写真美術館にて個展「記憶のとびら」を開催中です。
故郷を半世紀にわたって撮り続ける写真家 池本喜巳(いけもとよしみ)を取り上げます。彼は故郷の鳥取を拠点に、山陰地方の風景やそこに暮らす人々のスナップ、さらには消えゆく個人商店とそこの主人を大型カメラ(8×10インチ)でとらえた「近世店屋考」シリーズ、修験道の霊地である「三德山」の風物など、故郷・鳥取の風物をあますことなく写真に記録しています。
池本は「撮影当初は不安もあったが、何十年と撮影を続けて行き、また撮影した被写体が消失していくのを目のあたりにした際、作品に時代という味が出て来て、熟成していくことに気付いた」と語っています。
写真からは、忘れてしまった日本の古き良き時代の人のあたたかさまで写し込まれています。池本が真摯に取り組んできた、山陰の心温まる記録写真をご覧ください。
【展覧会概要】
池本喜巳「記憶のとびら」展
会期:2023年4月8日(土)~2023年6月25日(日)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館
奈良県奈良市高畑町600-1
開廊時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休廊日:月曜日
観覧料:一般 500円
高校・大学生 200円
団体(20名以上) 2割引
※毎週土曜日、小・中・高校生無料/障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料/奈良市在住の70歳以上の方無料
TEL:0742-22-9811
URL:https://naracmp.jp/